2025年04月10日

外遊びと脳の成長

時代が変わったように思います。
それもほんの数年間で。
長男が高1になったころからスマホが結構流行ってきて。
高校生がスマホを持つようになりました。
休み時間にゲームをやったり動画をみているようになって。
長男は欲しがりましたがガラケーにしました。
今は小学生でもスマホを持っている子がいるようです。

昔は教室でDSの時間やテレビの視聴時間など気をつけてくださいとお伝えしました。
公園に遊びに行ってもDSをやっている子がいて、、、というお母さんの声が聞かれました。

今はなんと公園には子供がいなくて子供だけでは危険で遊ばせられないらしいです。
(すべての公園ではないです。うちの近くでは遊んでいる子が多いです。)

ある土曜日に近所の公園で紅葉をみがてら休憩をしていました。
お母さんと子供たちがこおりおにをしていました。
お母さんも真剣に楽しそうに遊んでいましたし子供たちも走り回っていました。

プレイグループというのがあって土日に自然遊びをさせてくれるところがあります。
大人が遊ばせる、というのはちょっとだけ理想と違うんだけど
でもそれでもそういうところを利用してもいいのかなと思います。

外で遊ぶともちろん気持ちがいいし心の健康にいいよ、っていうのもありますが、、

ただ体が元気になるだけじゃなくて、実は脳の成長にも深く関わってるんです。

たとえば公園での遊び。

木に登る
坂道をのぼる
でこぼこの道を走る
ブランコでバランスを取る
虫を見つける
友達とルールを決めて遊ぶ

こういう動きは、決まった動きを繰り返すだけの体操とは全然違って、毎回ちがう状況に合わせて自分で判断したり工夫したりする必要があります。
それが脳の前の部分「前頭前野」をすごく刺激します。前頭前野は“考える力”や“感情のコントロール”、“集中力”のもとになる場所です。

さらに、地面の感触を感じたり、風の音を聞いたり、葉っぱを触ったりすることで「五感」がどんどん育ちます。五感をたくさん使うことは、記憶力や感情の安定に深く関わる「海馬」という脳の部分に良い影響を与えます。

そして、動き回ることで「BDNF(脳の栄養)」が分泌されて、記憶力や学びの力をサポートしてくれるんです。

つまり、公園でのびのび遊ぶことは
感じる力(感覚)
考える力(前頭前野)
覚える力(海馬+BDNF)
がぜんぶ同時に育つ、最高の脳トレみたいな時間なんですね。

人生で必要な力は砂場で学んだ とか誰か言ってませんでしたっけ、、



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Posted by こばたま  at 00:06 │Comments(0)ひとりごとオルタナティブ教育息子たち

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